ebookについて
またひとつの教育白書ではありません。テストの解体作業です。
The End of School で、ブラジルのセムコの実験と民主的な学校 Lumiar を生んだビジネス界の異端児リカルド・セムラーは、子どもたちが実際にどう学ぶのかへと目を向けます。彼の告発はこうです。私たちは好奇心あふれる心を育てるために学校を作り、そしてその正反対をするように学校を設計してしまった、と。彼が「CAT」と呼ぶ標準化されたテストが、好奇心を殺しました。そして、たった一人の「専門家」の好みを全員に押しつけるパーカリズムが、残りを片づけたのです。
彼の答えが、関連性ベース学習(RBL)です。子どもは心から夢中になれるものを通して学び、その一方で11年をかけて築かれたソフトウェアプラットフォームが、あらゆるプロジェクトを数学・歴史・理科の必修項目へと結びつけます。史上はじめて、新しい方法が国のカリキュラムと衝突しません。それどころか、科目が移り変わり、いくつかが時代遅れになっても、カリキュラムをきちんと届けるのです。
本書はシステムの全体像を描きます。六つの原則(Six Tenets)、Tree of Knowledge(知の樹)、空間と学び方の両方を問い直す UnTethered Schools、All-Q ツールキット、そして小さな一つの問いから完全な教育へと樹を登っていくマヤの旅。これは、セムラーが創設した学校の国際ネットワーク NovaLumi を動かすエンジンであり、州・NGO・難民キャンプに無料かつオープンソースで提供されています。
これは、うまくいかなかった起業家の思いつきではありません。教育者たちとともに重ねた35年の研究・実践・仕事であり、しっかりと調査に根ざしています(出典はすべて巻末に収めてあります)。そして本書は、良い学びがいつもたどり着く場所、地図の縁で終わります。美しさは、わからないことの中にあるのです。

“美しさは、わからないことの中にあります。”
Chapter 13 — The Beauty Is in Not Knowing
“キャリアは名詞ではありません。”
Chapter 6 — Career Is Not a Noun
“Giggle, not Google.”
Chapter 3 — Giggle, Not Google